WareXで中継倉庫を契約し、在庫商品の保管料を大幅に抑えることができた

# アパレル
# コストを削減したい
株式会社マザーテラス
2023-01-23
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課題
メインの倉庫がピース単位での管理方法のため、事業の成長による在庫数の増加で保管料が割高になってしまった
解決
中継倉庫を契約し一時保管先として利用することで、保管料を抑え、商品の管理方法を整えることができた

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はじめに

株式会社マザーテラス様は、体型の変化や生理に悩む女性に向けて、下着製品を企画・販売するオンラインショップ「noA600webshop」を運営しています。製品の保管から発送までを担う物流サービスを利用していますが、会社の成長に伴い、倉庫の管理費用が割高になったこと、管理方法の効率化を求めた結果、WareXを導入するに至りました。

マザーテラス・須藤さまに、導入の背景や、具体的な導入プロセス、実際に利用してみての感想についておうかがいしました。

導入前に直面していた課題

事業の成長に伴い、倉庫の保管料が割高に。ピース管理ではなく、ロット管理ができる倉庫を探していた

WareXを導入した経緯について教えてください。

弊社では、オンラインショップを運営するにあたり、倉庫での商品の保管から発送までを一気通貫で行なってくれる物流アウトソーシングサービスを利用しています。商品は主に中国で生産・検品・輸入して、保管倉庫へ直接納品という形をとっているのですが、事業が成長していくにつれて在庫数も2倍、3倍と膨らみ、倉庫での保管料が高くなってきたんです。

というのも、WareX導入前の倉庫では保管している商品1個ごとに保管料がかかるというシステムで、毎月100万〜200万円程度かかるようになっていました。そのため、もっとコストが安く済む倉庫を中継倉庫として活用することを考えていました。

なるほど、当時の課題はコスト面だけだったのですか?

いえ、もう一つあります。先ほど、利用している倉庫では商品1個ごとに保管料がかかると説明しましたが、それはつまりロット管理ではなく、ピース管理ということ。弊社としてはケース単位で管理したくても、倉庫では納品された段階でケースをバラし、検品してから管理する流れなんです。ピース管理ではなく、ロット管理をしたい弊社にとっては、商品の管理方法が大きな課題でした。

ピース管理であることで、どんな問題が生じるのでしょうか?

ピース単位だと古い在庫と新しい在庫を分けて管理することができません。そのため、入荷毎に、在庫が混ざらないよう、入荷毎にSKU分けて複数管理する必要が発生していました。当店は、少人数で運営しているため、管理にかかる時間が大幅に増加していました。早急にロット管理に切り替えたいと思っていた、というわけです。

WareXを選んだ決め手と理由

信頼するコンサルティング会社から紹介されたWareX。希望条件を満たすサービス内容に即決

WareXのことは、どこで知ったのですか?

ECのコンサルティングをしてもらっている会社に紹介されたんです。サービス内容や評判について一通り教えてもらったところ、求めている条件に合いそうだなと思いました。

他に検討したサービスはありますか?

いえ、そのときすでに次の商品が国内に輸送されてくるタイミングだったのもあり、即決でしたね。申し込みをした翌週には、もう港にコンテナが入る予定でした。港での保管期間が1週間しかなかったので、それまでに新しい倉庫を契約したかったんです。決め手としては、知り合いの会社が数社、すでにWareXを利用していたことや、料金がすごくお手頃だったことが大きいですね。

導入プロセス

「システム化」されすぎていない、バランスがとれたサポート体制

倉庫の契約までのタイムリミットが近づく中での申し込みだったようですが、手続きなどのスピード感はいかがでしたか?

期待以上だったと思います。例えば、倉庫の希望を出したときも、2~3日以内で提案から決定まで進められたので、かなり早かったのではないでしょうか。基本的に、担当者の方のコミュニケーションも迅速だったので、スムーズに利用を開始することができました。

WareXのサポート体制についての感想を教えてください。

急いでいるときには、すぐに電話での対応をしてくれるので、すごく丁寧だと思います。システム化されすぎている会社だと、「システムを通してもらわないと対応できません」という状況もあるのですが、WareXだと担当者が責任を持って対応してくれる安心感がありますね。「システム化されすぎていない」と言えばいいのでしょうか。システムは分かりやすいし、分からないときはすぐに担当者が対応してくれる、このバランスがとれているサービスって実はなかなかなくて。どちらにも強みがあるというのは、魅力ですね。

導入後の効果と成果

コストは従来比5割減。ロット管理ができるようになり、品質向上に取り掛かれるようになった

実際に導入してみて、他にどんなところにメリットを感じましたか?

まずは、コストですね。WareXで利用している倉庫は、輸入してきた商品をメイン倉庫に納品する前に一時的に保管する中継倉庫として活用しています。そのままメイン倉庫に保管するよりも、中継倉庫を挟むことで保管料が半分以下になり、とても助かりました。保管料が減った分、新商品や次の一手に踏み出すことができるので、私たちのような小規模の会社にはとてもありがたいサービスだと思います。

また、ロット管理ができるようになり、品質管理がしやすくなったことも大きなメリットですね。今までは不良品が発生した場合でも、どのロットに混ざっていたのかが分からず困っていたのですが、今は該当するロットの在庫をすべて手元に戻すことができるようになりました。管理体制が整ったことで、今後はどの工程部分で不良品が発生しているのか、データを紐づけて生産者までフィードバックできるぐらい、品質にこだわっていきたいなと思っています。

導入後の感想と良かった点

物流的な不利をWareXで解消。チャレンジの背中を押してくれるサービス

それでは、最後に導入後の感想を教えてください。

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とにかく、トラブルが一つもないことに驚いています。今までは、外部のサービスを利用すると必ず何かしらのトラブルは発生していたんですけど、WareXに関しては見事に0です。現在、利用を始めてから3ヶ月ですが、利用期間が終わっても、また絶対に利用したいと思っています。

いま、私は島根県の山の中という物流的には不利な地域で事業をしています。でも、そのような地域に住みながらでも、さまざまなサービスを活用することで、スタートアップや中小企業でも大きなチャレンジができる時代になったんだなと思います。WareXもそうした、「いろいろなアイデアを具現化しやすくしてくれる」サービスの一つです。何かちょっとしたものでもいいので、「こんなことやってみたい」をお持ちの方はぜひ、WareXを利用してチャレンジしてみてほしいなと思います。

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