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星和電機株式会社様は、道路やトンネルなどに設置される情報表示板など、道路上で使用する製品を扱う電機メーカー。繁忙期の際、工場から溢れてしまった製品の保管場所として、WareXを導入されました。
星和電機・柳生様に、導入の背景や、具体的な導入プロセス、実際に利用してみての感想についておうかがいしました。
WareX導入の経緯について、教えてください。
弊社は、電気メーカーでありながら、現場の設置まで行います。主に、国交省や県、市などの発注が来てから、製品を作り、現場への設置が完了して納品となります。そのため、現場への設置がすぐにできず製品を納品ができなかったり、発注が集中すると、工場内に製品が溢れてしまうことがあるんです。
WareXの導入直前も、まさにそのような状況でして。広い工場ではないので、製品がたくさん置いてあると、作業効率がすごく悪くなってしまうんです。なので、工場としては早く製品を出してほしいのですが、現場はまだ設置できる状況ではないと言われてしまい、困っていました。
繁忙期は定期的に訪れますよね、これまではどうしていたんですか?
確かに、過去にも倉庫から溢れそうなほど製品がたまってしまう状況はあるにはあったのですが、今までは工場内でうまく調整してなんとかなっていたんですよね。ところが、今回は「すぐに現地に出せる」という条件で製品を作っていたのに、ギリギリになってから条件が合わなくなったんです。2ヶ月はかかるということになり、保管場所を探すことになりました。
初めは貸し倉庫で探していたのですが、弊社保管場所まで吊り下げて移動させる必要があるため、天井の高さがある程度ないと保管ができません。重量としても500kgはあるので、人力ではなく、ユニック車というクレーンを装備したトラックで搬入を行います。しかし、トラックが入れるほどの道幅の倉庫がなかなか見つからなかった。そんなとき、インターネットで「貸し倉庫」を検索していて見つけたのが、WareXです。
導入の決め手はなんですか?
決め手として大きかったのは、手続き完了までの早さです。
先ほどもお伝えしたように私たちは、工場内に溢れている製品を早急に別の場所に移す必要がありました。期限でいうと、だいたい2週間以内です。普通に倉庫を借りようとしたら、実際に利用を開始できるまでに1ヶ月はかかります。ところが、WareXでは2週間程度で手続きが完了すると知り、導入を決めたんです。
他に検討項目はありましたか?
やっぱり料金面ですね。私たちの製品を保管できるスペックの倉庫を借りるとなると、通常であれば月20万程度はかかる想定でした。しかし、WareXでは、想定の半分以下の金額で倉庫が利用できています。これも、導入の大きな決め手ですね。
実際の導入後の流れは覚えていますか?
最初はメールで問い合わせをしたところ、すぐに担当者さんから電話がきて、やりとりが始まりました。ただ、担当者さんも弊社が扱う車線表示板などの機械を扱うのは初めてらしく、お互いに製品の資料や搬入先候補の倉庫の資料を送り合って認識のすり合わせをしましたね。
WareXのサービスを利用する上で、何か不安はありましたか?
そうですね、自社以外の場所に預けたことがなかったので、最初は不安がありました。倉庫側も初めて預かるような製品だったため、管理の方法や保管している間に動かされて傷がつくことはないかとか。でも、WareXで保険をかけられることも知り、それなら大丈夫かなと安心しました。
実際に利用をしてみて、WareX側のオペレーションはいかがでしょうか?
レスポンスが早くて助かりますね。見積もり時もそうだったのですが、新しくサービスを利用するときって、条件面などいろいろ話している中で少し相手方の回答までに時間が空いてしまうことがたまにあって。それがWareXだとすぐに返事が来ます。やっぱり、こまめに連絡が来ると安心して利用できますね。
ありがとうございます。それでは、サービスを利用してみて、いま、特にメリットを感じていることは何ですか?
セキュリティ面でのメリットは感じています。倉庫を丸ごと借りて保管する場合だと、無人のため、定期的に確認に行くなど、セキュリティを自分たちで担保する必要があるんです。でもWareXのように倉庫の一角だけを借りる形なら、日常的に人がいる場所なので盗難の心配がありません。荷物を一度預けてしまえば、あとは出すときまで何も気にしなくていいというのは、非常に気が楽になりました。
最後に、導入後の感想を教えてください。
最初に倉庫を提案してもらったときは、写真だけではよく分からない部分もあったのですが、実際に見てみると、トラックが入れるし、ユニック車で下ろせるスペースもあり、おまけに金額は当初の半分以下と、自分たちで倉庫を探すよりもよっぽど良い場所と出合えたなと思います。
やはり、利用した分だけの支払いで済むという従量課金制は、下手に倉庫を借りるよりも費用的にお得ですね。今後、また同じような状況に陥ったときは、まっさきにWareXの利用を考えると思います。