内装工事の間だけ一時的に倉庫を借りたことで、工期が3ヶ月から1.5ヶ月に

うみロジさまは、九州の新鮮な海産物とお酒が楽しめる居酒屋です。居抜き物件を利用し、蒲田にて2022年12月よりオープン。開店前の内装工事の間、店内の椅子やテーブルを一時的に預けるために、WareXを導入されました。

うみロジ・袖澗さまに、導入の背景や、具体的な導入プロセス、実際に利用した感想についておうかがいしました。

まずはWareXを導入した経緯について教えてください。

うみロジは、店舗の立ち上げにあたり、居抜き物件を借りてオープンしました。居抜き物件なので、前のオーナーが使用していたときの椅子やテーブルなどの店舗備品がそのまま残っていました。内装工事の際、それらが邪魔にならないようにどこかに預けたいと思っていました。

これがもし店舗備品を置いたまま工事を始めてしまうと、作業のたびにそれらを動かして作業スペースを確保することになり、非常に効率が悪いのです。

それでWareXを導入したのですね。

はい。工事が長引けば、オープン日が遅れますし、その間の家賃も発生します。それだったら、倉庫に店舗備品を一時的に預けて工期を短くできた方が良いと思いました。倉庫を借りるよりも、1か月分の家賃の方が負担として大きいですからね。

倉庫はどうやって探したのですか？

最初は知り合いの倉庫に掛け合ってみたり、Webで検索して出てきた倉庫に上から順番に電話をかけたりしていました。しかし、個人事業主と契約してくれる倉庫がなかなか見つからず困っていました。

ただ、もともと私は物流業界に身を置いていたため、そういった事情は理解していました。とはいえ、飲食店を初めて開業したばかりの個人事業主だと、なかなかハードルが高いですね。

そんな中、WareXにはどうやって辿りついたのでしょうか？

最初は、普通の倉庫会社だと思って連絡しました。話を聞いてみて、倉庫の紹介業だと理解しましたが、私としては倉庫を借りることができればそれで良かったので、そのまま利用することにしました。

決め手は何だったのでしょうか？

提案してもらった倉庫が安かったことと、与信審査が通ったことが大きいです。それ以上に一番の理由は「担当者」ですね。

担当者が、とにかく一生懸命に対応してくれました。先ほどお伝えしたように、私としては一刻も早く倉庫を借りて工事を進めたかったのです。しかし、他に連絡した会社では「担当から追って明日連絡します」といった対応でスピード感がなかった。

WareXの担当者は、問い合わせた当日から、夜遅い時間まで電話で何本もやりとりをしてくれました。欲しい資料があったらすぐに送ってくれましたし、最初に候補に上がった倉庫が埋まってしまった時もすぐに別の候補を探してくれました。私が倉庫を借りられるようにたくさん動いてくれたことが印象的でした。

実際に導入を決めてから、システムや操作方法で不安に感じたことはありましたか？

入出庫のスケジュールを管理するだけなので、特に難しいと感じたことはありませんでしたね。

「納品は〇日です。取りに行く日はまだ決まっていませんが、おそらく■日頃になると思います。取りに行く●日前にはご連絡します」といった感じで、かなりスムーズにやり取りできていたと思います。

物流経験者だからこそのやり取りですね。

長かったですからね（笑）。倉庫の中のことであれば、分からないことはないと思います。なので、倉庫が困りそうなことは全部先回りして伝えていました。

例えば、入庫の際に気をつけた事として、倉庫側が楽になるように、営業時間内のなるべく早い時間で行くようにしていました。倉庫にとっても、やりやすいのが一番なので。

WareXを利用してみて、一番メリットに感じたのはどんなところですか？

やっぱり、今すぐにでも倉庫を借りたいと思ったときに、即日で対応してくれたことですね。

今回なんて「明日から借りたいんですけど」と伝えたら、すぐに「わかりました。今から契約書を送ります」と返事が来たくらいです。実際は、翌々日の契約になりましたが、本当に1日で契約完了するくらいの勢いでした。

おかげで、3ヶ月の予定だった内装工事期間が1.5ヶ月に短縮でき、コストを大きく抑えることができました。借り手側からしたら、このスピード感は本当に助かると思います。

それでは最後に、WareXを利用した感想を教えてください。

一番の魅力は、担当者の対応が素晴らしかったことだと思います。担当者がどれだけ親身に動いてくれるか。結局は、それがサービスとして一番大事だと思います。

一方で、私みたいな個人事業主と取引するうえでは、より倉庫に詳しいアドバイザーが担当者の他にいると、安心して利用できるのかなと感じました。私は物流業界出身で倉庫のルールなどに詳しかったので、トラブルを事前に防ぐような対応ができましたが、倉庫には倉庫ごとのルールがありますので。

そのあたりのフォローがもっと充実したら、倉庫に詳しくない方でも利用しやすくなり、サービスとして更に成長していくと思います。