案件数の多さに満足。打率も高い!

# 倉庫提供者
# 空きスペースを活用したい
Inagora株式会社
2021-05-17
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課題
小さな空きスペース発生時のスペースプランニングが課題
解決
案件数の多さに満足。成約する打率も高い!

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導入前に直面していた課題

倉庫を探す荷主様と空きスペースを提供したい倉庫業者様を結び付ける「WareX」は、荷主様と倉庫業者様の双方にメリットが期待できるサービスです。案件紹介に費用はかからず、契約の際はWareXが仲介するので煩わしい手続きに悩まされることもありません。

今回は、WareXを実際に導入いただき、空きスペース提供を行っていただいているインアゴーラ様に今後期待したいこと、将来的な展望などをお伺いしました。

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まずはインアゴーラ様がWareX導入前に直面していた課題についてお伺いしました。

小さな空きスペース発生時のスペースプランニングが課題

本日は宜しくお願いします。早速ですがWareX導入前の課題についてお聞かせ下さい。

インアゴーラ様:当初、当社では小さな空きスペース発生した際のスペースプランニングを効率的に行えていない状況でした。年間の倉庫需要の多寡はおおよそ把握できるものの、どうしてもイレギュラーが発生する事で、空きスペースができてしまい、その際のスペースプランニングに頭を悩ませていました。

オフライン営業の実施難易度の上昇

空きスペースの有効活用が課題だったのですね。他にも課題などはあったのでしょうか。

インアゴーラ様:新型コロナウイルスの影響もあり、倉庫利用者様を獲得するためのオフライン営業における実施難易度は格段に上昇しています。当社でも、この点は課題として感じていました。オンラインでの倉庫利用者様獲得の必要性を感じ、WareXをオフライン営業のサポートとして活用することを決めました。

WareX導入後の感想や実際のお声

荷主様の条件と倉庫の条件を照らし合わせ、WareXで倉庫利用者様を獲得するにあたり、導入後に感じたお声をお伺いしました。

契約の際、間に入ってもらえる事のありがたさ

WareXでは、荷主様との契約の間に入って仲介する仕組みが一般的な倉庫契約との違いかと存じます。この点はどのように感じられていますか。

インアゴーラ様:そうですね。一般的なシェアリング倉庫サービスの場合、案件紹介後の荷主様との契約のやり取りはすべて事業者側で行います。マッチングした荷主様と契約する場合はサービスを提供する事業者様は関与しない形で、もし仲介を必要とするのであればマージンを求められる、という仕組みが一般的だと思います。

しかしWareXの場合、契約間に入ってもらえるため、メイン業務に集中できる点が非常に感謝しているポイントです。

また、仲介があることで荷主様に意見や要望を出しやすいのもメリットだと感じています。我々事業者側も完全に誤配送などのミスをなくせるわけではないので、直接的に荷主様に意見や要望を出すことはなかなか難しいんです。WareXに仲介してもらえることで、ちょっとした要望も伝えてもらいやすいですし、円滑なコミュニケーションが可能になっています。

契約を交わすだけであれば、直接やり取りするほうがスピーディーな可能性もあります。しかし、直接荷主様とのコミュニケーションがなくなる事が、かえってスムーズな意思疎通に繋がっている実感もあります。

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案件数の多さに満足。打率も高い!

ありがとうございます。案件の量には満足されていますか?

インアゴーラ様:WareXの案件数の多さには満足しており、打率の高さにも魅力を感じています。
案件量は導入前は少々不安に感じていた部分もありましたが、WareXは十分な案件があり、実際に契約に至る確率も高いという手応えを感じています。

今後、取扱案件数が増えれば、自社のスペースプランニング面で今以上に重宝できるサービスとなる可能性も大きいと考えています。

損害賠償責任保険対応のメリットも大きい

WareXでは損害賠償責任保険に対応しています。この点についてはどのようにお考えでしょうか。

インアゴーラ様:通常はスポットごとの保険加入なので、WareXの損害賠償責任保険は助かっています。荷主様から紹介される案件の中には高額な商品を扱うものもあり、内容によっては保険の契約が煩雑になるものもあります。個別で対応しなければならない状況からWareXで一括対応が可能ですので、省力化にも大きく貢献しています。

また、自社で保険加入するよりも安価でしたので、価格面でも満足しています。カバー範囲も現状特に問題なく対応できていると思います。

新サービスの導入前の不安は不要!スムーズに利用開始が可能なWareX

実際にWareXを導入してみて、どのような感想をお持ちでしょうか。

インアゴーラ様:導入前は、漠然とですが導入に際してもう少し手間がかかるかなと思っていました。しかし実際に導入してみると思ったよりもスムーズに利用を開始できましたね。WareXに導入サポートのためのリソースを割いて頂いたので、戸惑わずに利用開始できた点が大きかったです。

契約がフォーマット化されており、間接業務の省力化が可能

ありがとうございます。契約のフローなどは満足されていますか。

インアゴーラ様:荷主様の荷物を預かるにあたって結ぶ契約関係は、想像していたよりきちんとフォーマット化されていたので作業を進めやすかったです。WareXのフォーマットを利用していますが、当初はもっとアナログな処理を想定したので、思いのほか契約締結にかかる業務の効率化を図れたのは良かった点だと思っています。

よくある倉庫シェアリングサービスでは、フォーマットをどのように作っていくかという段階から始まるので、既にある程度のフォーマットが用意されている状況は業務を進めやすかったと感じます。

オペレーション対応も迅速にしてくれている

オペレーション面ではどうでしょうか。

インアゴーラ様:オペレーションについては今のところ違和感を感じていないので、スムーズに対応してもらえていると思います。疑問点があればすぐに問い合わせができるのは、WareXの魅力のひとつに感じています。

今後の活用における展望や期待

今後の展望や期待についてもお声を頂戴しました。

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WareX上での取引実現が待ち遠しい

最後に、WareXを利用した業務に関する今後の展望や期待についてお聞かせください。

インアゴーラ様:現状ではWareXのサービスはベータ版の限定リリースであることもあり、インターネット経由ではなく個別の案件紹介によるアナログ対応も行っています。ゆくゆくはWareX上ですべての案件のマッチングを行う予定と伺っています。当社にとってメリットとなる取引を積極的にWareXで探して、空きスペースの有効活用につなげていきたいと考えています。

ひとつだけ要望するとすれば機能面ですね。

自社の登録倉庫の閲覧数が確認できるような、アクセス解析的な機能があるとありがたいですね。アクティブユーザーを把握できれば、閲覧されているものの契約には繋がっていない顧客へのアプローチが可能になるのではないでしょうか。

荷主とコミュニケーションが図れるとより良いサービスになる

貴重なご意見もありがとうございます。より良いサービスにしていくために、その他今後の機能追加のご要望などはございますか。

インアゴーラ様:現状は荷主様と倉庫をマッチングする際に、表示されている倉庫の価格に対して荷主様と倉庫が協議できる機能が用意されていないと思います。しかし実際には双方で価格交渉を行い、ちょうど良い落としどころを見つけて契約に結び付けられる可能性もある。その点では、荷主様とコミュニケーションをする選択肢がWareXに追加されると更に良いのではと感じています。

倉庫の空きスペースを探すお客様は、基本的に契約を急がれている方が多いです。社内倉庫が既に埋まっていて代替倉庫を探しているケースや、人件費削減を目的に別倉庫を探すケースが大半を占めています。

だからこそ、我々事業者側が一方的に指値を提示するのではなくて、公開されている情報をもとに独自に交渉するための機能が欲しいと考えています。

WareXの案件増加が自社の倉庫戦略の強化に繋がると感じる

今後の機能開発に役立つアドバイスをありがとうございます。最後になりますが、WareXの導入は、御社の倉庫戦略の強化につながりそうですか?

インアゴーラ様:今後更にWareXでマッチングする案件が増えるならば、スポット対応を増やすなど企業として新たな戦略を取る選択肢も見えてくると考えています。

案件の「質」も大切な一方で、まずは多くの案件に出会って「打率」を上げていくことが大事だと思っています。WareXを通じて多くの案件と出会えば出会うほどに単純にチャンスが生まれるので、成約の確率は上がるはずだと考えています。

そのような意味でも、改めてですがWareXの案件が増えていくことに期待します。先も申し上げた通り、案件数が増えるならば、倉庫のスペースの多くをスポット案件に割り当てるなどの形で、柔軟な倉庫戦略の可能性が広がります。

さらに多様な案件をご紹介できるよう、弊社としても良いサービス提供を目指していきます。本日はありがとうございました!

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