自社倉庫から溢れた在庫をWareXで預けられるようにしたことで、お客様の要望に柔軟に対応できるようになった

# 専門商社
# 保管スペースが足りない
広商NEXUS株式会社
2023-02-28
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課題
自社倉庫で抱える在庫量が増えるにつれて、倉庫スペースの不足を感じていた
解決
自社倉庫から溢れる分をWareXで一時的に預けられるので、お客様の要望に柔軟に対応できるようになった

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はじめに

広商NEXUS株式会社さまは、製造業における特殊品分野に特化した専門技術商社です。事業は「機械工具」「加工品調達」「機械設備」「設備工事」など、幅広く対応しています。

かねてより、扱っている商品の在庫量の増加に対して、自社倉庫のスペースが不足していることが悩みでした。自社倉庫から溢れてしまう商品を一時的に預けるための方法として、WareXを導入することに。

広商NEXUS株式会社・堀さまに、導入の背景や、具体的な導入プロセス、実際に利用した感想についておうかがいしました。

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導入前に直面していた課題

扱う商品の在庫量が増えていき、倉庫スペースが不足気味の状況が続いていた

WareXを導入した背景について教えてください。

まず、もともとの課題として「倉庫スペースが足りていない」ということがありました。商社という業態をとっているとお客様のニーズに応えるために、どうしてもある程度の在庫を持たなければなりません。弊社は60年以上続いている会社ですが、現在も規模としてはどんどん成長している段階。それにあたり、抱える在庫量が増え続けている状況でした。

ただ、倉庫スペースは事業の成長ペースに合わせて簡単に増やせるものではありません。外部の倉庫を利用することも検討しましたが、倉庫を一棟借りようとすると予算との兼ね合いで難しく、どうしようか困っていました。実はWareXのことは1年くらい前から知ってはいたのですが、当時は実際に使用するイメージが沸かず、アカウントを作っただけで止まっていました。

しかし、倉庫のスペース問題はずっとありましたよね。今まではどのように解決していたのですか?

当時も自社倉庫だけでは抱えきれないくらいの在庫量はあったものの、仕入れ先との間でなんとか調整していました。とはいえ、だんだんと限界を感じていました。そしてある時、仕入れ先から大きな発注がかかるタイミングがあったのですが、弊社の倉庫では入りきらない量でした。そこで、仕入れ先と相談して、WareXを利用することになりました。

WareXを選んだ決め手と理由

担当者の手間を惜しまない、親身な対応が決め手

過去、利用を見送った経緯がありましたが、今回利用を決めたのは何が決め手だったんですか?

以前利用を見送ったときは、まだWareXのサービスが立ち上がったばかりの時期だったこともありました。社内での認知度が低く、かつ弊社のニーズに合った具体的な利用イメージがつかず、社内への提案が難しかったのが大きかったですね。ですが、今回は仕入れ先からの提案もあったので、WareXというサービス自体が社内で一気に認知されました。一度広く認知してもらえれば利用のハードルは下がるので、「いろいろ使ってみようか」と流れが変わりました。

その後も2件目、3件目とWareXとの契約案件数を増やしていますね。

初めて利用したときに、担当者がすごく親身に相談に乗ってくれて、こちらのニーズを汲んだ提案もたくさんいただきました。そこで信頼感を持てたからこそ、2件目、3件目と相談させていただきました。

他のサービスを検討することはなかったのですか?

もちろん、同時並行で他社サービスも検討をしましたが、担当営業の方の対応力や提案力の面でWareXを選びました。特にWareXの担当者は、利用者への手間を惜しまず、寄り添った営業をしてくれるので、「一緒に案件を作っていける」信頼感があるのです。

印象的なのは、1案件ごとに、お互いのイメージがきちんと共有できるまで、しっかり話を聞いてくれるスタンス。情報の共有だけに終わらずに、物流の効率や保管効率だったり、私たちの顧客の姿もイメージした上で「どういう物の流れが望ましいか」を考えてくれたり、案件の奥の方までしっかりヒアリングして提案していただける。それがとても心強いです。

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導入プロセス

倉庫側が荷物を大切に扱ってくれるか不安に思っていたが、丁寧な対応を見て安心した

実際にWareXのサービスを利用してみて、気になった点などはありましたか?

先ほどの話にも通ずるのですが、何か困ったらすぐに担当者に電話して教えてもらっていました。分からないことや気になったことがそのまま放置されるようなことはなかったですね。提出が必要なものがあったときも、「何か間違っていたら修正してください!」と頼らせていただいているくらいで、本当に楽をさせてもらっています(笑)。

外部の倉庫を利用するのは初めてですよね。何か不安などはありませんでしたか?

やっぱり、商品の取り扱いに関しての不安はありました。倉庫の方と直接お話する機会がないので、倉庫側からすると私たちの人物像など何も分からないじゃないですか。なので、勝手なイメージですが、商品の重要度をあまり理解してもらえないのではないかと思っていました。例えば、商品自体に問題がなくても、保管体制の問題で段ボールに穴が空いてしまったら、もうその商品はお客様にお出しすることができなくなってしまいます。そういう部分での不安がありました。

逆に、私たち自身も倉庫側の担当者の人物像が分からないので、どうしてもクオリティを低く見積もってしまうところがありまして、そこにも不安がありました。

実際に利用してみて、そのイメージは変わりましたか?

一度、弊社から倉庫に商品を送るときに、倉庫の自社便を使わせてもらったことがありました。そのとき、トラックの荷台がちょっと狭かったそうで、荷台の内側と段ボールが擦れて穴が開いてしまいました。その際に、かなり丁寧な対応をしてくれたのを見て「商品の重要さをしっかり分かってくれてるんだな」と大きく印象が変わりました。

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導入後の効果と成果

WareXを活用することで、お客様の要望に柔軟に対応できるようになった

WareXを使ってみて、一番メリットに感じていることは何ですか?

突発的な大型案件や、どうしても自社で滞留させなければいけない在庫に対して、動じなくなったことですね。「まあ何とかなるでしょ」という気持ちの余裕が生まれました。

「自社で滞留させなければいけない在庫」というのは、どういう場面になるのですか?

例えば、中国から商品が10パレット届くけれども、お客様の生産スケジュールの兼ね合いで、月1パレットずつの納品をしなければいけない、といったような場面です。こういうことって結構あるんです。WareXを導入したことで、お客様の都合にも柔軟に対応できるようになりました。

なるほど…! 他に実際に使ってみて、メリットに感じたことはありますか?

あとはやっぱり料金面ですね。必要なスペースだけ提案してもらっているのでロスが少ないです。荷物を預けたあとはお客様の工期に合わせてどんどん荷物が減っていくので、預けている荷物分だけ料金が発生する従量課金制と相性がすごく良かったです。外部倉庫の一棟貸しを利用するよりも、費用は20分の1ぐらいにおさまっていると思います。

導入後の感想と良かった点

必要な分だけを最小限で利用できるWareXは、コスト削減を考えている方にオススメ

最後に、WareXを利用した感想を教えてください。

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弊社では、自社の倉庫からオーバーフローした分をWareXに一旦預けるという運用の仕方をしています。なので、基本的には「自社倉庫でまかなう」という考え方です。ですが、どうしてもオーバーフローしてしまう状況というのはあります。そういうときに、WareXを使うと最小限に無駄なく収まるんです。

これを外部倉庫の一棟貸しで対応しようとすると、無駄なスペースや人件費が発生してしまいますよね。やはり、今は無駄を無くしていくことが全ての業務において求められているので、WareXのサービスは時代にも合っているものだと思いました。

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