WareXで見つけた倉庫を第2の拠点として活用

# 食品
# 保管スペースが足りない
# 倉庫探しが大変
株式会社綿鍬商店
2022-12-15
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課題
販路拡大による品目増加と価格高騰による在庫確保が倉庫スペースを圧迫していた
解決
倉庫から溢れた在庫を保管するだけに留まらず、立地を利用して第2の拠点に

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はじめに

綿鍬商店様は、名古屋で創業80年を迎える、国産小麦粉や砂糖、塩などの食品原材料を取り扱う商社です。自社倉庫だけでは賄いきれなくなった在庫を保管する手段として、WareXを導入されました。

綿鍬商店・児玉さまに、導入の背景や、具体的な導入プロセス、実際に利用してみての感想についておうかがいしました。

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導入前に直面していた課題

ECの開始に伴う品目増加と、商品の価格高騰が影響で倉庫が手狭に

WareXの導入前にあった課題を教えてください。

弊社は、食品原材料を扱う商社です。数年前までは、主に地場のパン屋や製菓メーカー、製麺所に商品を卸していたのですが、2018年からECを始めまして。発送を迅速に行うためには、在庫を多めに確保しておく必要がありますし、取り扱いする商品の品目もこのタイミングで増やしました。品目数は、ECを始める前と比べると約2倍。単純な物量だけなら昔の方が多かったのですが、品目が増えると商品ごとにパレットを重ねていくことになるので、平面でのスペースをかなり使うことになり、自社の倉庫だけではスペースが足りなくなってきたんです。

また、もう一つ倉庫のスペースを圧迫した理由が、取り扱い商品の価格が高騰したこと。今回は価格の値上げ幅が大きかったので、お客様からの要望もあり、価格が上がる前に在庫を確保することにしたんです。

その結果、自社倉庫からは商品が溢れてしまい、新たに大きな物置を増設したものの、それでも収まらず、WareXを導入することになりました。

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WareXを選んだ決め手と理由

提案倉庫の立地と安心感が決め手

WareXを選んだ決め手は何ですか?

他のサービスとの比較検討はほとんどしていませんね。「貸し倉庫」で検索したときに、すぐにWareXが出てきまして、「パレット単位の従量課金制」という料金体系がすごく新鮮に感じたんです。それでサービス内容などについて問い合わせしたら、すぐ丁寧に教えていただけたので、そのまま契約を進めました。

そうだったんですね。とはいえ、大事な商品を預ける倉庫はどこでもいいわけではないですよね。倉庫探しの基準は何だったのですか?

一番のポイントは、場所です。倉庫に保管する物量が多かったのもあり、商品をお客様へ納品するときに便利な第2の拠点のような場所をイメージしていましたね。

その点、WareXさんからは良い立地の倉庫を提案してもらいました。他の倉庫と比べると少し高かったのですが、その場所に拠点ができることで減らせる移動時間や移動費を考えたらアリだなと思い、その倉庫に決めました。

あとは、食品原材料って臭いが吸着しやすいので、倉庫内に臭いが強いものが置いてあると、見た目に不具合がなくても商品としては販売できないものになってしまう。そのため、「食品」を扱っている倉庫を希望していました。紹介してもらった倉庫は、業界大手メーカーの商品も扱っていたので、「それなら大丈夫だな」と、安心して預けられました。

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導入プロセス

入出庫管理システムに慣れてしまえば困ることはなかった

WareXを導入してみて、何か困ったことはありましたか?

強いて言うなら、倉庫の入出庫管理システムの操作に初めは苦戦しました。

WareXでは、倉庫内のパレット一つひとつにナンバーが振ってあって「このナンバーのパレットを、いつ引き取りに行きます」ということをすべて入力する画面があるんです。パソコンの操作に慣れている人なら、何の苦もないとは思うんですけど、僕はどちらかというと操作が苦手な方でして(笑)。すごく試行錯誤していました。

でも、それも最初だけで、実際はちゃんとマニュアルもありますし、担当者の方にも細かく教えてもらいましたので、すぐにできるようになりました。

入出庫管理さえできてしまえば、他に困ることはありませんでしたね。担当者や倉庫の方も、すごく柔軟に対応してくれました。お客様の都合で急に納期が早まったときも、WareXの担当者が倉庫の方に掛け合ってくれて。本来なら前日までに連絡しないといけないところを、融通きかせて調整してくれたのはとても感謝しています。

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導入後の効果と成果

預けた商品を出庫する際の細かな管理が必要なく、楽に運用できた

導入後に特にメリットを感じたことはありますか?

倉庫内の管理を自社でする必要がないことは大きなメリットでしたね。すべての商品には製造年月日が記入されているのですが、当然のことながら、日付が古いものから先に、お客様へ納品することとなります。その際、WareXでは預けたものをパレット単位で管理しているので、製造年月日が古い商品を乗せているパレットをこちらが指定すれば、それだけで済むわけです。これがもし、「ただ荷物を出してくれる」というだけであったら、ミスが発生していたと思います。

実際、利用しているときにミスは一つもありませんでしたので、とても楽でしたね。

導入後の感想と良かった点

取引先にオススメするほど、満足。また利用したい

それでは、最後に導入後の感想を教えてください。

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普通の倉庫であれば、借りている期間に対して料金が発生しますが、WareXは量に対して料金が発生する仕組み。WareXを利用すれば、普通に倉庫を借りるよりも価格を圧倒的に安く抑えられるんですよね。弊社も想定予算の半分で済み、大満足です。

実は、弊社のお客様にも、WareXのサービスについて、紹介やオススメをしました(笑)。弊社も、取り扱い商品が値上げするタイミングなど、再び同じような状況が発生したら、また利用したいですね。

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