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物流倉庫とは?サービス内容や種類、選び方や選ぶ際の注意点を紹介

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2022-09-28
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目次

はじめに

「物流倉庫って、一体どんな内容のものがあるの?」
「物流倉庫を利用してみたいけど、保管以外の関連業務も委託できるの?」

取扱商品が増えたり現在の倉庫が手狭になったりすると、自社でさらに倉庫を確保するか、いっそ外部の物流倉庫に業務を委託するかで悩むこともあるのではないでしょうか。

物流倉庫への委託を検討する場合、気になるのは、物流倉庫が何をやってくれるのか、その業務の内容ですよね。

物流倉庫で扱う基本的な物流業務は下記のようなものです。
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ただし、実際の物流倉庫では、上記7つの業務の全てを請け負う倉庫もあれば、部分的な業務に特化して請け負う倉庫もあります。

物流倉庫は、請け負う業務の範囲などで7つの種類に分かれるため、アウトソーシングをする場合には、依頼したい業務を扱う物流倉庫に依頼するようにしましょう。

この記事では、その7種類の物流倉庫についても詳しく解説します。

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7つの物流倉庫の特徴を把握することで、自社に合った物流倉庫を選ぶことができます。

▼この記事で分かること

  • 物流倉庫に依頼できる基本的な物流サービス内容
  • 物流倉庫の種類
  • 物流倉庫にアウトソーシングするメリット
  • 物流倉庫にアウトソーシングするデメリット
  • 物流倉庫の利用がおすすめな理由
  • アウトソーシング先の選び方と注意点

最後まで読むことで、物流倉庫にアウトソーシングをする際のメリットやデメリット、注意点が分かり、物流倉庫の導入を失敗なく進めることができます。

安心して物流アウトソーシングを進めることができるため、最後までぜひ目を通して見てください。

物流倉庫とは?基本的な物流サービスの内容7つ

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物流倉庫とは、もともとは、製造者(生産者)から消費者に商品が届くまでの過程の中で、「商品の保管」を請け負う倉庫のことを指していました。しかし、現在の物流倉庫は、「保管」だけでなく「仕分け」「配送」といった物流の付帯業務も請け負うケースがほとんどです。

物流倉庫が担当する基本的な物流サービスの内容は次の7つです。

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それぞれ詳しく内容を見てみましょう。

2-1. 【入荷・検品・入庫】商品を入荷してチェック後、倉庫へ格納

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物流業務の一つは「入荷・検品・入庫」業務です。

「入荷」は、製造者から商品を物流倉庫に納品することです。預かった商品の品番や数量が、納品書と同じかどうかを確認します。

そして倉庫に商品を格納する際には、「検品」が行なわれます。商品の品質・外観・数量などに問題がないかチェックし、検収報告書などで検品結果を報告します。

検品が済めば「入庫」となります。入庫とは倉庫の所定の位置に商品を格納することです。この際、在庫管理のためのバーコードを倉庫側で付与するケースもあります。

2-2. 【保管】保管から在庫管理まで

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「保管」とは、商品を倉庫に保管することです。

商品は、商品ごとに所定の置き場(ロケーション)が定められているため、所定のロケーションで保管し、在庫を管理します。

商品ごとにロケーションが定められているのは、在庫管理をしやすくするためと、注文に応じて商品を取りやすくしスムーズに発送作業を進めるためです。

倉庫では、出荷までの作業を円滑に進めることを意図して商品を保管します。

2-3. 【流通加工】タグづけ・セット用箱詰めなど

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「流通加工」とは、流通の過程で消費者のニーズや利便性にあわせて、商品をセットにまとめたり、箱詰めしたりといった加工作業をすることです。

流通加工には、荷札付けや値札付け、電子機器の初期設定、商品説明書の添付など、さまざまなものがあります。

流通過程で商品の利便性や付加価値を高めるこれらの作業全般を「流通加工」といいます。

2-4. 【ピッキング・仕分け】配送用に商品を振り分け

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「ピッキング・仕分け」とは、消費者からの注文に従って、商品を倉庫の所定の場所から取ってくることです。

消費者からの注文は伝票や出荷指示書(ピッキングリスト)にまとめられるため、ピッキング担当者がそれに基づいて、商品を倉庫から出荷する商品を取り出し、出荷場所に集めます。

出荷場所に集めた後は、「仕分け」をします。仕分けとは、出荷場所に集めた商品を、配送先ごとに分ける作業をいいます。

2-5. 【検品】出荷時の最終検品

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「検品」は出荷時にも行なわれます。出荷時の「検品」作業は誤った内容の出荷をしないために実施されます。

「検品」では、ピッキングで集められた出荷予定の商品と、伝票や出荷指示書に記載の商品内容・数量が一致しているかの確認をします。

2-6. 【包装・梱包】出荷用のパッキング

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「包装・梱包」とは、出荷用のパッキングのことです。商品を発送するために箱詰めしたり、袋詰めしたりします。

商品の大きさに合わせたサイズの段ボールや袋に商品を包装します。商品が破損したり傷ついたりしないように緩衝材を使うなどして、商品の特性に配慮したパッキングを行ないます。

2-7. 【出荷】届け先に荷物を配送

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「出荷」とは、消費者のもとに正しく荷物を配送することです。

正しい配送先に荷物が届くように、商品をトラックに積み、運びます。荷物を積む際、運ぶ際には、商品を詰めた段ボールが落下したり破損したりしないよう注意を払います。

配送先を誤ったり商品を破損したりといったミスのないように、商品を消費者のもとに届けます。

3. 物流倉庫はサービスの範囲や立地によってさまざまな種類がある

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物流倉庫が請け負う基本的な物流サービスは、先に紹介した通りです。

ただし、実際の物流倉庫では、先に紹介した7つの基本物流サービスを全て請け負うとは限りません。物流倉庫には、7つの基本サービス全てを請け負うところと、特定の物流サービスに特化して請け負うところがあります。

物流倉庫は、請け負うサービスの範囲や立地で次のように種類分けされます。

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委託先の物流倉庫を選ぶときには、種類があることに注意して、自社のタイプに合った倉庫を選ぶようにしましょう。

それぞれの物流倉庫について詳しくは次の通りです。

3-1. 倉庫の機能による物流倉庫の種類5つ

物流倉庫の7つの基本サービスのうち、どの業務を請け負うかによって、物流倉庫の種類は以下の5つに分かれます。

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それぞれ見ていきましょう。

3-1-1. DC(在庫型センター)はメーカーが小売店舗・消費者へ大量発送する場合によく使う

DC(DistributionCenter)在庫型センターとは、商品在庫を保管し、注文に応じて消費者や小売店舗へスピーディに商品を供給する倉庫のことです。

商品を入荷・保管し、注文・出荷指示に応じて、ピッキング、包装・梱包、検品、出荷を行ないます。また、場合によってはラベリングなどの簡単な流通加工を行うこともあります。

タグ付けなどの流通加工を行わないため、加工の必要がなくそのまま出荷できる商品の保管・入出荷用に向いています。消費者・小売店舗向けに大量の商品を発送するメーカーや卸売業、小売業で多く利用される形態です。

3-1-2. TC(通過型センター)は配送の中継点としての利用に向いている

TC(Transfer Center)通過型センターとは、在庫を保管しない物流倉庫です。

商品を入荷した後、倉庫には入庫せず、作業場で即仕分けを行い、トラックに積み替え出荷します。倉庫での保管や在庫管理、流通加工といった作業はありません。保管・加工をしないため、スピーディーな出荷が可能です。

商品保管用の倉庫ではなく、商品を配送する際の中継点としての利用の意味合いが強いため、大手コンビニチェーンでよく利用されている倉庫の形態です。

各エリアに多くの店舗を持ち、スピーディーに商品の仕分けをして配送するため中継拠点が欲しい場合に向いています。全国に店舗を持つコンビニやメーカーなどの利用が多く見られます。

3-1-3. PDC(加工・在庫型センター)は商品組立や生鮮食品の加工など高度な流通加工に使える

PDC(Process Distribution Center)加工・在庫型センターとは、高度な流通加工を行なう物流倉庫です。

入荷、検品、保管、高度な流通加工、ピッキング・仕分け、検品、出荷について委託が可能です。DC(在庫型センター)でも簡単なラベリングなどの加工をすることもありますが、PⅮC(流通加工型・在庫センター)では、流通加工専用の設備や機械を持ち、より高度な流通加工に対応します。

例えば、商品をフィルムでラッピングしたり、部品を組み立てたり、鮮魚や精肉の加工・調理を行なったりすることが可能です。

農業・漁業の生鮮食品の生産者が、スーパーマーケットやコンビニに商品を出荷する際や、家電や家具メーカーが組み立て加工をして卸売・小売店に出荷する際に利用しています。高度な流通加工を施して出荷したい場合に向いています。

3-1-4. PC(加工型センター)は、高度な加工を行いスピーディに出荷する拠点として利用される

PC(Process Center)加工型センターは、PDC(Process Distribution Center)加工・在庫型センターと同じく高度な流通加工を行いますが、保管業務は行わない物流倉庫です。

商品を入荷後、高度な流通加工を行い、仕分け、検品、出荷について対応します。PDC(加工・在庫型センター)に似ていますが、PDCとの違いは保管業務を行わない点です。

そのため、出荷を急ぐ生鮮食品の加工・配送拠点として多く利用されています。PDCでも生鮮食品の出荷に利用されていますが、保管期間を置かず、よりスピーディな出荷をする場合に向いています。

3-1-5. FC(注文・加工・在庫型センター)は注文の受注から出荷まで一括で委託できる

FC(Fulfillment Center)注文・加工・在庫型センターは、通信販売における注文から出荷までの一連の業務を行う物流倉庫です。

商品の入荷、検品、入庫、保管、消費者からの受注、ピッキング、仕分け、包装、出荷を行います。通常の物流倉庫と異なるのは、顧客データの管理、返品対応、クレーム対応、決済処理も行う点です。

インターネット販売や通信販売での注文やクレーム対応、入出荷・保管業務などをまとめて委託でき、また、まとめて委託することでスピーディな発送が可能になっています。このため、FCはインターネット販売や通信販売を行う会社で多く利用されており、向いているといえます。

3-2. 倉庫の立地による物流倉庫の種類2つ

物流倉庫は、立地によっても大きく2種類に分かれます。

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詳しくは次の通りです。
2-2-1. 生産立地型:生産・製造元の近くから発送する倉庫
生産立地型とは生産・製造元の近くに設置された倉庫から発送する物流倉庫のことです。

仕入れ時の輸送費や輸送時間を削減でき効率的に活用することができます。アパレル業や野菜・果物を扱う農協などでよく利用されており、これらの業種に向いているといえます。

生産立地型は仕入れのコストを抑えることのできる物流倉庫です。

2-2-2. 消費立地型:販売先の近くから発送する倉庫
消費立地型倉庫は、販売先、消費者に近い場所に設置された倉庫から発送する物流倉庫のことです。販売先に納品する際の輸送費や輸送時間を短縮することができます。

早く納品をする必要がある場合や、仕入れ先よりも納品先が多い場合によく利用されます。スーパーマーケットやコンビニ向けの食品卸に向いており、実際にこれらの業界で多く活用されています。

4. 物流倉庫にアウトソーシングするメリット5つ

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物流倉庫には、機能や立地によって7つの種類があることを紹介しました。

さまざまな特性を持つ物流倉庫ですが、アウトソーシングで利用する際にはメリット・デメリットがあります。

この章では、

・自社倉庫を持つ場合
・アウトソーシングをする場合

のどちらがいいか判断するため、アウトソーシングのメリット・デメリットを見ていきましょう。

まずは、アウトソーシングのメリットから紹介します。

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詳しく見ていきましょう。

4-1. 物流の仕組みを早く導入できる

自社で、物流システムを構築するよりも、アウトソーシングの物流倉庫の仕組みの方が早く導入することができます。

物流倉庫に業務をアウトソーシングする場合には、物流倉庫には既に、設備や機材、車両、人材が整っているため、改めて手配する時間や手間はかかりません。

物流倉庫の提案通りのサービスを受ける場合は、倉庫の空き状況にもよりますが、見積もりや手続きを含めて1カ月程で導入することができます。自社で、物流システムを構築しようとすると、倉庫の確保、配送車両の確保、人材確保の必要があるため、最低でも数カ月、長くて数年の時間がかかります。

アウトソーシングの方がスピーディーに導入することができます。

4-2. 物流業務の効率化が図れる

物流倉庫にアウトソーシングをすると物流業務の効率化を図ることができます。

物流倉庫は物流の専門業者であり、「2.物流倉庫とは?基本的な物流サービス内容7つ在庫管理」で紹介したような物流の基本業務について豊富なノウハウや高い専門技術を持っています。

例えば、在庫管理ひとつをとっても、アウトソーシング先の多くが在庫管理システム・ロボットを導入しているため、正確で効率的な管理ができるようになります。また、商品の自動仕分け機や、流通加工用の設備や機材も備えているため、物流業務をスピーディーに進めることが可能です。

入荷から出荷までの時間やコストを抑えることができるため、物流業務を効率的に進められる点がメリットです。

4-3. コアの業務に専念できる

物流倉庫にアウトソーシングすることで、物流業務に資金や人手を割くことなく、コアの業務に専念することができます。

自社で物流の仕組みを構築するには、倉庫の確保や人材の確保、効率的な運用を図るための知識の獲得のために多くの費用や時間を費やすことになります。

アウトソーシングすることで、多くの費用や人材、時間を費やすことなく、本業に集中することが可能となります。

4-4. 初期投資費用を削減できる

物流倉庫にアウトソーシングすると、物流の仕組みを構築するための初期投資費用を抑えることができます。

自社で物流の仕組みを構築しようとすると、倉庫や配送トラック車両、人材などを確保するための多額の初期投資費用がかかります。

物流倉庫にアウトソーシングする場合は、大きな倉庫や配送車両を多くの企業でシェアして使うため、倉庫や配送車両を確保する費用は発生しません。物流倉庫に支払う費用は、ほとんどの場合、月々の利用に応じた月額の保管料や利用料で済みます。

アウトソーシングの場合、物流の仕組みを整えるための多額の初期費用が発生しない点がメリットです。

4-5. 物流コストを変動費として管理できる

物流倉庫にアウトソーシングすると、物流業務にかかるコストを変動費として管理することができます。
自社で物流の仕組みを構築すると、倉庫の維持費や人件費が固定費としてかかります。これらの固定費は、例えば、出荷数の少ない時期にすぐに削減するわけにはいきません。倉庫がガラガラになっていても倉庫をすぐに手放すわけにはいかず、すでに雇ったスタッフを急に解雇するわけにもいかないからです。

その点、物流倉庫のアウトソーシングにかかる費用は、出荷件数に応じて変動します。

物流倉庫会社によっても異なりますが、多くの場合、物流倉庫のアウトソーシングでは、出荷件数や商品点数に応じて「保管料」「システム利用料」などが月ごとに課金されます。

アウトソーシングの場合、出荷状況に合わせて物流コストを管理できることがメリットといえます。

5. 物流倉庫にアウトソーシングするデメリット4つ

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物流倉庫にアウトソーシングする場合には多くのメリットがあることをお伝えしましたが、デメリットもあります。

物流倉庫のアウトソーシングのデメリットは下記のような点です。

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アウトソーシングを選択する際にはデメリットにも十分注意するようにしましょう。

5-1. 物流のノウハウが蓄積できない

物流倉庫にアウトソーシングすると、物流に関するノウハウが蓄積できません。

自社で物流システムを持つ場合は、在庫管理を効率的に行ったり、輸送の拠点数や積載率を変えてコストカットを行うなどといった物流業務上の知恵やスキルを貯えることができます。しかしアウトソーシングにする場合はこうした物流業務のノウハウを蓄積することができません。

将来的に自社に物流システムを持ちたいという希望がある場合には、物流のノウハウが蓄積できないことがデメリットといえます。

5-2. 出荷サービスの質が物流倉庫会社の質に左右される

物流倉庫にアウトソーシングする場合には、出荷サービスの質が、物流倉庫会社の質に左右されることもデメリットです。

物流倉庫によっては、指定した通りに荷物が届かない・検品が不十分などといったサービスの品質が悪いケースもあります。

アウトソーシング先を選ぶ際には、倉庫や物流倉庫会社を実際に訪問して設備を確認したり、仕事への取り組み具合を確認したりして対応のいい物流倉庫会社を選ぶようにしましょう。

アウトソーシングの場合は物流サービスの品質がアウトソーシング先に左右される点がデメリットです。

5-3. 細かいカスタマイズはしにくい

物流倉庫にアウトソーシングをした場合、細かいカスタマイズができない点がデメリットといえます。

物流倉庫は多くの会社から物流業務を請け負うため、ある程度サービスを定型化して提供しています。このため、会社ごとに細かい対応を依頼されてもアウトソーシングでは対処できないケースが少なくありません。

例えば、特定の温度で商品を保管してほしいといったことや、手書きのメッセージを入れてほしいといった細かなオーダーには対応できない場合もあります。

自社の物流システムと異なり、アウトソーシングの場合は、融通が利かない場合もある点に注意が必要です。

5-4. 物流倉庫にとってイレギュラーな注文をするとコストが高くつく

物流倉庫にとってイレギュラーな注文をするとコストが高くつく点がデメリットといえます。

例えば、アウトソーシング先の物流倉庫で、入出荷予定を大きく変えるとその都度追加コストがかかり、自社で運用する場合よりも高くつく場合があります。

自社倉庫の場合は、入荷が予定よりも遅れたり、出荷を予定よりも急ぐといった場合でも自社都合のため柔軟な対応が可能です。しかし、倉庫を利用した場合は、あくまでイレギュラーな業務として扱われるため、追加コストがかかることがあります。

また、同じように、物流倉庫が普段請け負っていない流通加工業務を依頼する場合も自社で運用するよりもコストが割高になるケースが多く見られます。例えば出荷先ごとに異なる手書きの挨拶状を入れるなどといった人手のかかる加工業務を依頼すると、割高な追加コストがかかります。

物流倉庫にイレギュラーな業務を依頼すると、自社で行う場合よりも割高になるため注意しましょう。

6.物流業務はアウトソーシングが基本的におすすめ

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物流倉庫のアウトソーシングにはメリットとデメリットがあることを紹介しました。

メリットとデメリットの両側面があるものの、物流業務についてアウトソーシングすることは下記の理由からおすすめといえます。

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詳しく見てみましょう。

6-1. 仕組みの導入までが早く機会ロスが少ない

物流倉庫をアウトソーシングした場合は、自社倉庫に比べて物流の仕組みの導入までが早く、売上を伸ばす機会を逃すこともありません。

取扱商品の数や種類を増やして売上を伸ばすチャンスが目前にあるにもかかわらず、倉庫の確保に時間がかかっていると商機を失ってしまいます。

需要が伸びているときにすぐに物流の経路が確保できるため、物流倉庫にアウトソーシングすることがおすすめです。

6-2. 最新の物流サービスを利用することができる

物流業務も年々進化しており、最新の効率的な物流サービスを利用することができる点もアウトソーシングをおすすめする理由のひとつといえます。

例えば、「3-1-5. FC(注文・加工・在庫型センター)は注文の受注から出荷まで一括で委託できる」でも紹介した通り、最近はECサイトでの販売が拡大したことにより、物流倉庫が、エンドユーザーからの受注や決済、顧客データ管理を請け負うことも多くなりました。

そうした新しい形態に自社の物流システムで対応しようとすると、新たな設備投資が必要となり、多くの費用と時間がかかります。

しかし、すでにそうした新しいサービスに対応している物流倉庫にアウトソーシングすることで、比較的安く新しい物流サービスを利用することができます。

6-3. 業務効率化やコスト削減が期待できる

細かいカスタマイズをしない限り、物流倉庫に物流業務を委託した方が、業務は効率的かつ安く行える傾向のため、アウトソーシングがおすすめです。

物流倉庫には、「4-2. 物流業務の効率化が図れる」で紹介した通り、物流に関する豊富なノウハウと専門設備、高い技術があるため、効率的に物流業務を行うことができます。

また、物流倉庫にアウトソーシングする場合は、倉庫や配送車両や人員を複数の企業でシェアして活用するため、自社で物流の仕組みを整えるよりも比較的費用は安く抑えることができます。

特殊な温度管理が必要であるとか、土日祝のイレギュラーな出荷が必要であるとか、細かいカスタマイズをすると料金がかさむケースもありますが、そうでない場合はコストは安くすむといえるでしょう。

物流業務が効率化でき、費用も安く抑えられるため、アウトソーシングがおすすめです。

7. 特殊な環境・柔軟な対応が必要な場合は自社倉庫がおすすめ

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特殊な環境あるいは柔軟な対応が必要な場合は、自社倉庫の活用がおすすめです。

特殊な環境が必要、柔軟な対応が必要というのは例えば次のようなケースです。

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詳しくは次の通りです。

7-1. 特殊な保管環境が必要な場合は、自社倉庫での管理がおすすめ

特殊な保管環境が必要な場合は、自社倉庫での管理がおすすめです。

例えば、厳格な温度管理が必要な医薬品や化粧品を扱う場合、特殊な保管環境が必要です。

アウトソーシングにすると、特殊な環境を設定するために新たに設備を設定したり設備を改変したりするためにコストが発生します。また、そもそもアウトソーシングでは特殊な保管環境での対応を請け負ってもらえないといったことも起こります。

特殊な保管環境が必要な場合は、アウトソーシングにすると、望む通りの保管ができなかったり、コストが割高になったりするため、自社の倉庫で管理するようにしましょう。

7-2. 柔軟な対応が必要な場合は、自社倉庫での管理がおすすめ

柔軟な対応が必要な場合も、自社倉庫での管理がおすすめです。

このほか、例えば、顧客ごとに異なる家具の組立てをしたいなど、パターン化しにくい流通加工業務を物流倉庫に柔軟に対応してもらいたい場合もあります。

アウトソーシング先に定型化できないイレギュラーな対応を依頼すると、料金は割高になります。また、こちらもケースによっては請け負ってもらえないことがあります。

柔軟な対応が必要な場合は、望む通りの加工・保管をしたり、費用を抑えたりするためにも、自社倉庫での管理がおすすめです。

8. アウトソーシング先の選び方と注意点

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物流業務についてアウトソーシングすることをおすすめしましたが、ここでは、アウトソーシング先を選ぶ際の選び方と注意点を紹介します。

物流倉庫は、面識のある倉庫業者から紹介を受けたり、倉庫の検索サイトを利用したりして探すことができます。

アウトソーシングをする物流倉庫を選ぶ際には次のような順で物流倉庫を選ぶようにしましょう。

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8-1. 希望する立地にある物流倉庫を探す

まず、希望する立地にある物流倉庫を探しましょう。

立地についてはスムーズな輸送ができる立地を選ぶことが大切です。効率的に輸送ができ輸送コストを抑えることができます。

スムーズな輸送ができる立地というのは、扱う商品によっても異なります。

例えば、

- 輸入品を扱うのであれば湾岸地区
- 生鮮食品であれば、生産地や消費地に近いエリア
- 出荷先が全国の場合は空港や高速道路に近いエリア

といった風に、自社の商品の配送にあったエリアを選ぶようにしましょう。

配送の利便性が悪いと輸送費がかさんでしまうケースが少なくないため、輸送に都合のよい立地の倉庫を選ぶことが大切です。

8-2. 依頼したい物流業務に対応してくれるか物流サービスを選ぶ

希望する立地の倉庫から、依頼したい物流業務に対応してくれる物流サービスの倉庫を選びましょう。

例えば、家電・機器などで出荷前に複雑な流通加工をしたい場合は、流通加工のできるPDC(加工・在庫型センター)かPC(加工型センター)の倉庫にする必要があります。依頼したい物流業務を請け負ってくれる物流センターを選ぶことが大切です。

エリア内に思うような物流サービスを行う倉庫がない場合は、エリアを拡大して探すか、各地域の細かい倉庫検索が可能な「WareX」の活用をおすすめします。(「WareX」の詳細は「9. 物流倉庫探しは大変!一括検索が可能な「WareX」がおすすめ」で紹介します)

8-3. 保管する商品の特性にあったサービスを受けられるかどうか確認する

依頼したい物流業務にあった物流センターを選択できた場合には、さらに保管したい商品の保管にあった物流サービスかどうか確認をしましょう。

例えば、機器の複雑な流通加工もまとめて依頼するためにPC(加工型センター)を選んだとしても、実際に依頼したい機器の組立には合っていないケースもあります。

実際に依頼する前に、保管する商品の特性にあったサービスを受けられるかどうか直接倉庫に確認するようにしましょう。

倉庫にどんな商品ジャンルを取り扱っているか確認することもおすすめです。自社と同じ、あるいは近いジャンルの商品を扱っている倉庫であれば、自社の商品に適した物流倉庫である可能性が高いといえます。

保管する商品の特性にあったサービスを受けるためにも、事前に直接確認することが大切です。

9. 物流倉庫探しは大変!一括検索が可能な「WareX」がおすすめ

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物流倉庫探しには「WareX」の活用がおすすめです。インターネットで簡単に倉庫探しができます。

「WareX」とは、Gaussy株式会社が運営する、契約からご利用までサポートが充実した新しい倉庫利用サービスのことです。

「WareX」のサイトから無料会員登録をすると、全国の倉庫が検索できるうえ、すぐに空き状況が確認できます。倉庫会社との契約交渉も「WareX」が行うため、手続きも簡単で素早く倉庫利用に至ることが可能です。

9-1. 物流倉庫を自分で探すのは時間かかるうえ見つけにくい

物流倉庫を自分で探すのは、時間がかかるうえに見つけにくいため大変です。

そもそもインターネットで検索できる倉庫の数に限りがあるうえ、その中から自社の希望する条件にあった倉庫を探すのは至難の業です。細かく調べていこうとすると時間がかかるうえ、最適なものを見つけるにはインターネットの情報だけでは足りないケースがほとんどです。

その点、「WareX」では、全国の倉庫から希望に合う倉庫を一括検索することができるうえ、自社と倉庫会社との契約交渉もまとめて請け負います。

そのため、倉庫探しから利用まで、手続きも簡単でスピーディに解決することができます。

9-2. 「WareX」では全国から倉庫を検索することが可能

「WareX」では、全国の倉庫をインターネット上で検索することができます。

「WareX」での検索対象の倉庫は、物流専門の倉庫だけでなく一般企業の空き倉庫も含まれるため、選択肢が非常に多くあります。全国の多くの倉庫から、希望の立地や条件にあった倉庫を探すことができます。

また、検索結果で興味をもった倉庫についてはインターネット上で一括で問い合わせることも可能です。

インターネット上で自社と倉庫会社との条件を突き合わせ、簡単に倉庫選びができるため、倉庫探しの手間や時間を大幅に短縮することができます。

9-3. 単価を見ながら倉庫を比較検討できる

「WareX」では、「保管単価」と「作業単価」を見ながら、物流倉庫を比較検討することができます。単価が明らかなため安心して依頼先を選別できます。

「保管単価」「作業単価」とは、月々発生する「保管料」「作業料」を算出するための単価のことです。

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また、「WareX」では、物流倉庫ごとに異なる「保管単価」と「作業単価」を用いて、料金シミュレーションを行うことも可能です。アウトソーシングにかかるおおよその金額を把握しながら倉庫を検討することができます。

9-4. 倉庫利用時のオペレーションもサポート

「WareX」では倉庫探しだけでなく、契約後の倉庫利用時のオペレーションもサポートします。

入荷・出荷の手配は「WareX」のオンライン画面で手続きが可能なうえ、入荷・出荷の予定の変更やイレギュラーな対応が必要になった場合などは「WareX」が倉庫と調整します。

「WareX」は倉庫探しに便利なだけでなく、利用を開始した後の利便性も高いのが特徴です。

「倉庫選びに困っている!」という場合には、ぜひ「WareX」をご活用ください。

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まとめ

物流倉庫について紹介しました。

物流倉庫が担当する基本的な物流サービスの内容には次の7つがありました。

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ただし、物流倉庫によっては請け負う業務の範囲が異なるため、物流倉庫にアウトソーシングをする際には、物流倉庫の担当する業務の範囲に注意して委託するようにしましょう。

なお、物流倉庫にアウトソーシングを依頼するメリットとデメリットには下記のようなものがありました。

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メリットとデメリットがあるものの、下記の理由から、物流業務をアウトソーシングすることは基本的におすすめといえます。

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アウトソーシング先は、倉庫の立地や、物流倉庫が商品にあった対応をしてくれるかどうか、依頼したい業務の範囲に対応してくれるかどうかといった点に注意して選ぶようにしましょう。

これらの情報を、物流倉庫選びや物流業務の改善のためにぜひ活用してください。


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